住宅ローンの選び方|変動金利・固定金利の違いや返済方法などのチェックポイントとは?
「そろそろ自分の家がほしい」と考えている人の中には、住宅ローンの利用を検討している人も多いでしょう。この記事では、住宅ローンを検討している人向けに住宅ローンの選び方について解説します。この記事を読むことで、自分に合った住宅ローンを探す方法を理解できます。住宅ローン検討の際にぜひお役立てください。
目次
まずは、住宅ローンを選ぶときの手順を確認
住宅ローンを選ぶときの手順は以下のとおりです。
- 金利の種類を比較する
- 借入先の違いを比較する
- 返済方法の違いを比較する
- 諸費用の金額の差を計算・比較する
- 団体信用生命保険の補償内容をチェックする
住宅ローンは商品によって金利の種類や返済方法が違います。また、諸費用も異なりますので事前にチェックしておきましょう。
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住宅ローンの選び方1:金利の種類
住宅ローンの金利の種類は主に3つです。それぞれの特徴について解説します。
全期間固定金利
全期間固定金利は、借入期間中に金利が変動しません。返済額が常に一定のため、返済計画が立てやすい金利といえるでしょう。将来に渡って支払う金額が最初に明瞭になるため、家計簿の管理がしやすいことがメリットです。
ただし、変動金利よりも割高になるので、慎重に選択する必要があります。
固定期間選択型
固定期間選択型は、金利が一定期間固定されるタイプです。例えば、「最初の5年間は○%に固定」といったように、一定期間だけ金利が固定されます。固定期間が終了した場合は、再度金利のタイプを選べることが特徴です。
しかし、固定期間が終了した後に、金利が大きく上昇して返済額が上がったり、その後の返済額が定まらなかったりというデメリットもあります。
変動金利
変動金利は金融情勢によって金利が変化します。特徴は、固定金利よりも金利が割安に設定されていて、金利が下降すればそれだけ金利を支払う額も少なく済むことです。ただし、返済期間中に返済額が変動する可能性があるため、厳密な返済計画は立てられないというデメリットもあります。
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住宅ローンの選び方2:借入先
住宅ローンを利用するときは、借入先の特徴を理解したうえで選ぶことが大切です。ここでは、住宅ローンの選び方の借入先について解説します。
公的機関のローン
公的機関のローンの例としては、財形住宅融資や自治体融資などがあります。財形住宅融資は財形貯蓄をしていて、一定の条件を満たす人が利用できます。自治体融資は、都道府県などが行っている融資です。全国で行われているわけではなく、自治体によって利用条件が異なるので確認が必要です。
金融機関のローン
金融機関のローンとは、メガバンク、地方銀行、信用金庫などが提供するローンを指します。特徴は、サービスや保障などが充実していることです。金融機関のローンは基本的に選択肢が豊富なため、いくつかの商品を比較する必要があります。金融機関との取引内容によっても、利用条件などが変わることがあるので事前によく確認しましょう。
フラット35
フラット35 とは、長期固定金利型のローンです。民間の金融機関と住宅金融支援機構の提携で提供されています。返済期間の最長は35年で、最短は15年です。固定金利のローンなので、返済計画は立てやすくなっています。一方で、金利上昇リスクを避けられないという問題もあります。
提携ローン
提携ローンとは、不動産会社や住宅メーカーなどの提携先が提供するローンのことです。金利優遇が適用されたり、物件日時と借入れの日時を調整してくれたりするといったメリットがあります。ただし、契約先が限定されたり、希望する返済方法がなかったりする場合もあるので検討が必要です。
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住宅ローンの選び方3:返済方法
住宅ローンには、大きく2種類の返済方法があります。それぞれの特徴を理解したうえで、自分に合う方を選ぶ必要があるので順番に確認していきましょう。
元金均等返済
元金均等返済とは、返済時の元金が一定額に決められている返済方法です。利息は支払い時点の残高に応じて決められるので、毎月の支払い額が変わります。そのため、返済が進むことで利息にかかる支払い額は少なくなる特徴があります。
ただし、借入元金が多い返済開始当初は、利息の負担額が大きくなるのがデメリットです。最初に多く支払い、後から余裕を持って返済したい人は元金均等返済を選ぶと良いでしょう。
元利均等返済
元利均等返済とは、返済期間中の毎月の支払い額(元金+利息)が一定になる返済方法です。契約前に返済計画を立てられることが大きな特徴です。金利が決まった段階で返済の見通しを立てやすくなるのが、元利均等返済のメリットと言えます。
注意点は、元金均等返済と比べると元金の返済スピードが遅いことです。そのため、返済期間中に発生する利息額が大きくなり、総返済額は多くなります。
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住宅ローンの選び方4:諸費用の金額
住宅ローンを選ぶ際は、諸費用の金額も考慮して住宅ローンを選ぶ必要があります。
保証料
保証料とは、保証会社に対して支払う費用です。保証会社は、ローン契約者が返済不能になった場合に、金融機関に対して代わりにローンを返済する役割を担っています。また、金融機関提携の保証会社から保証を受けることで、住宅ローンを受けられるケースがあります。
事務手数料
事務手数料は、住宅ローンの契約手続きにかかる手数料であり、金融機関に対して支払うものです。手数料額は借入金額などを元に決定されるので、あらかじめ金融機関に事務手数料の金額を確認することをおすすめします。
登記費用
登記費用とは土地や建物の登記にかかる費用のことです。例えば、不動産の登録免許税や登記手続きを依頼する司法書士への報酬、契約書に使用する印紙代などがこれに該当します。
繰上返済手数料
繰上返済手数料とは、住宅ローンの繰上返済をするときに発生する金融機関に対して支払う手数料のことです。インターネットから手続きをすれば、手数料が無料になるケースも多くあります。繰上返済をすることで、利息額が抑えられて総返済額が少なく済むというメリットもあるので、うまく活用すると良いでしょう。
送金(振込)手数料
送金(振込)手数料は返済時に発生するもので、金融機関に対して支払います。金融機関によっては、所定の条件を満たすことで手数料を無料にしてくれることもあります。
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住宅ローンの選び方5:団信の内容
団信とは、団体信用生命保険のことです。住宅ローンの契約者が死亡もしくは重度の障害を負ったときに、残債が保障されます。基本的に住宅ローンを利用する場合は、ほとんどの金融機関で団信の加入が必須条件となっています。
また、団信の保障内容は金融機関によって異なるので比較が必要です。例えば、八大疾病保障があったり、がんが保障対象になったりする団信があります。特約を付帯できるものもあるのでよく確認しましょう。
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住宅ローンに関するよくある質問
住宅ローンに関してよくある質問を2つ解説します。
住宅ローンに必要な手続きは?
住宅ローンを組むときに、必要な手続きは以下のとおりです。
- 事前審査を申し込む
- 事前審査の結果を確認する
- 本審査に申し込む
- 本審査の結果を確認する
- 住宅ローンの契約手続きをする
- 融資を受ける
これらは、借入先によって流れが異なる可能性があります。詳細は借入先に確認しましょう。
ローンを選ぶときの注意点は?
住宅ローンは将来を考えて選ぶことが大切です。住宅自体にかかる費用や住宅ローンの契約にかかる費用、生活にかかる費用などを考慮したうえで、無理のない返済額を考えましょう。無理なローンを組んで、将来返済が厳しくなったら本末転倒です。また、借入れには審査があることも留意しておきましょう。
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まとめ
住宅ローンを活用する際は、金利の種類や返済方法、必要な手続きなどを最初に確認しておきましょう。特に金利や返済方法は将来に渡って、返済総額に関わりますので、しっかりと将来を見据えて判断する必要があります。
日本ハウスHDでは、住宅ローンに関する相談も承っています。また、住まいづくりにおいては直営工事や耐震施工を専属の棟梁・職人がつくる「顔の見える家づくり」を行っています。一貫した担当窓口やアフターサービスが充実しており、自由度の高い施工にも対応できるのがポイントです。興味がある人は、カタログや資料請求がおすすめです。
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