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個性的なデザインの家
輸入住宅のテイストとデザインを
日本の素材と先進工法で
表現した邸宅
奈良県生駒郡・S様邸
- 家族構成
- ご夫婦・子ども2人
- 敷地面積
- 255.75m² (77.37坪)
- 1階床面積
- 85.81m² (25.90坪)
- 2階床面積
- 67.00m² (20.23坪)
- 延床面積
- 152.81m² (46.13坪)
- 用途地域
- 第一種低層住居専用地域
デザイン
和風建築から洋風建築へイメージ大転換
奈良県三郷町の住宅地に建つS様邸は洋風の佇まい。和風住宅が多い近隣の家々とは違う、かなり個性的なイメージです。
「私はむかしから、型にはまった普通の家を建てるのはイヤだと思っていました」。そうおっしゃるS様の趣味は美術。
美術品の収集はもちろんですが、ご自身でも絵を描かれたり、木彫などをなさいます。
だから、家づくりも細かい部分にまでこだわりを持っておられました。
当初、和風の家を建てるつもりだったとか。洋風のデザインに変わったのは、娘さんに見せられた雑誌に載っていた外国の瀟洒な建築に魅せられたから。「こんなに華やかでいて、落ち着きもある。洋風の家もなかなかイイもんだなぁと考えを変えました」。
家づくりのこだわり
アールのやさしい雰囲気を取り入れて
S様には、以前からアール(曲線)に対するこだわりがありました。
「まっすぐよりもアールをつけた方が自然だし、きれいだと思う。何より、アールにはやさしい雰囲気があるのがいいですね」。
この家の新築に際しても、アールの意匠を随所に取り入れることにこだわりました。
まず、外観。石張りの外壁とつながるタイル張りの円塔がS様邸の印象を決定づけています。玄関ポーチの円柱は特注品です。玄関へのアプローチもアールを意識して設計されています。
ステンドグラスが入った白の玄関ドアはカナダからの輸入品を使用。これはS様と日本ハウスHDのスタッフがいっしょにあちこち探し回って手に入れたドア。玄関ホールは吹き抜け。訪れた人にやさしいイメージを与えるように、正面にはアールの飾り棚を創り付けています。
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吹き抜けの広い玄関。正面にはアールの形の飾り棚、階段は優美な曲線のサーキュラー階段を採用
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細部の設計
素材やデザイン、色彩を細部までコーディネイト
S様のお宅は、それぞれの部屋も外観に合わせて、ドア、壁紙、棚など細部にまでこだわっています。
玄関からリビングへつながるドアも玄関ドアと同じ、ステンドグラス入りの白。色もデザインもしっかりコーディネイトされています。
リビングの半円形の張り出し窓の内部につくられたカウンタータイプのベンチも、S様のアールへのこだわりから生まれたものです。
和室はシンプルモダンの空間。くつろぎを演出するため、飾り柱には自然素材の竹を使っています。
リビングからダイニング、和室は、それぞれ20cm程度の段差があるスキップフロアに。これによって、オープンにつながりながらも、それぞれの部屋の独立性を保っています。
2階への階段も回り階段で全体をアールにするだけでなく、手摺りなどにもアールにこだわったデザインを取り入れています。
さらに、2階の娘さんの部屋にはハーフサークルウィンドウを採用。部屋のイメージも建物全体のイメージとフィットさせています。
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リビングの窓側にはアールに張り出した空間が設けてあり、カーブに沿ってベンチがつけられています
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リビングとダイニング、和室はオープンにつながり、ワンフロア空間を構成します
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和室、ダイニング、リビングの3室は、それぞれ20cm程度の段差をつけたスキップフロアに
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和室の落ち着いた雰囲気づくりのために飾り柱に竹を使用
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ピンクのクロスが印象的な2階の長女の部屋
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次女の部屋の窓もアールにこだわった木製の輸入品
耐震構造
日本ハウスHD独自の「新木造システム」を採用
S邸の基本構造は、日本ハウスHD独自の「新木造システム」。
デザインは洋風のスタイルを取り入れながらも、構造は伝統的木造軸組をベースにした耐震住宅にこだわられました。
「柱なんかに外材を使うのはイヤでした。日本ハウスHDさんなら柱は国産の檜の四寸ですし、構造もがっちりしているから、地震でも安心と思いましたからね」。
また、新木造システムならではの高断熱・高気密の施工によって、エアコンの効果がアップ。夏涼しく、冬暖かいという点もお気に入りのようです。
※新木造システムは、機能追加を行いグッドストロング工法と名称変更
営業担当者のコメント
最初からご自身がつくりたい家についてはっきりしたイメージとこだわりを持っていらしたS様。でも、そのS様のイメージにあった材料や建具を探すのは一苦労でした。数多くのカタログを見たり、ご一緒に外国製品の展示場に行ったりして探し回りました。S様のご協力のおかげもあって、かなりイメージにあった家ができたのではと考えています。
設計担当者のコメント
S様は、アールに対するこだわりはもちろんですが、家に対するイメージを細かいディテールに至るまではっきり持っていらっしゃいました。私の仕事の大半は、このS様のイメージに沿った理想の家を、いかに現実の家として設計できるかどうかがポイント。特にアールの多い設計図は計算するのも、描くのもたいへんで、いい勉強をさせていただきました。
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