暮らしをデザインした個性派住宅
緑の景観を取り込み、
内と外のつながりを実現した
個性派住宅
北海道函館市・Y様邸
- 家族構成
- ご夫婦・お母様
- 敷地面積
- 363.57m²(109.98坪)
- 1階床面積
- 166.40m²(50.24坪)
- 2階床面積
- 77.23m²(23.32坪)
- 延床面積
- 243.63m²(73.56坪)
家づくりのこだわり
周辺環境を活かした眺めのいい家
川沿いの新興住宅街に位置するY様邸は、自宅部分とオフィス部分を併せ持つ複合住宅です。
ご夫婦の要望は、遊歩道が整備された河川敷の公園に隣接する絶好のロケーションを住まいづくりに取り込むこと、「敷地の持つ特異性・住宅地としてのブランド価値」を最大限に引き出すことでした。
設計のポイントとして、敷地の特性をいかし、自宅の庭と遊歩道のオープンな関係を室内に組み込んでいます。エントランスからは、庭を通して、開放された河川敷の対岸風景が眺められます。
また一方、道路側にある玄関はアプローチを長めに作り、縦格子の視線隠しで、プライバシーをさりげなく確保するよう配慮しています。それらは、新たなデザイン発想により、周辺環境と住まいの一体感を演出しています。
ハイサイド窓は地上から屋根付近まで 6ヵ所に設置。光の表情やその変化を 感じることができます
設計の見どころ
土間風玄関に待合スペースを設けてゆったりとおもてなし
Y様邸で印象的な空間が土間風の玄関です。家族が和める空間であり、ビジネスでの利用も踏まえた設計となっています。「奥行きのあるゆったりとしたスペースにしたかった」とY様。
見どころは待合スペースを設け、直接オフィスが視界に入らない様に配慮していること。ビジネスゾーンと住宅ゾーンをさりげなく演出することで、どんな訪問客に対しても、自然に、心地良くお招きできる空間としました。
また外観からも、ブロック分けされたゾーニングが、しっかり把握できるようデザインとなっています。生活スタイルをバランスよく設計に反映させるため、家族の暮らしやすさだけではなく、ビジネス面も考慮した、的確で総合的な配置計画が行われました。
2面採光で心地良い陽射しを受ける待合スペース。ちょっとした工夫が生活を快適に彩ります
借景
豊かな自然景観がパノラマで楽しめるビューポイント
ワイドなリビングフロアには、南面を利用した、床から天井近くまで広がる2面採光の窓が設置されています。河川敷や庭など、豊かな自然景観がパノラマで楽しめる絶好のビューポイント。ウッドデッキに出れば、四季折々の色、香り、音など、細かな変化も楽しめ、この土地に住まう歓びを実感できます。
東面・南面に設置した豊富な窓。そして北西の道路側にも、ホールや廊下に、ハイサイド窓を設け、家中どこにいても穏やかな陽射しが入ります。
Y様夫人が望んでいた〝心地良く温かい住まい〟が実現できました。
ダイニング・キッチン、寝室や水廻りでは、家族それぞれの行動パターンや、プライベートな時間を大切に考えた動線計画により、誰にとってもやさしく、使いやすさ・暮らしやすさの配慮を行っています。
河川敷から庭まで、迫力のある景観が楽しめるリビング。「いつも明るくて、温かさを感じる家」というY様のご要望に応えたスペースです
自宅の庭に隣接した河川敷の遊歩道を取り込んだデザインは、オープンな「敷地の持つ個性」を主張しています
ガレージと居住スペースの間から、ガーデンゾーンを臨む。四季折々の楽しみが、住まいのここかしこにあります
営業担当者のコメント
敷地に対する建物及び車庫の配置計画から、間取り・家事動線・お庭のスペースのご提案、そして外観のバランスなどお客様のこだわりへの配慮まで、我々の家づくりに対する姿勢を理解して頂けたと思います。ご夫婦ともにご熱心なので、我々もより熱が入りました
設計担当者のコメント
必要なお部屋だけ聞かせて頂き、後は提案に期待される事となり、ロケーションの素晴らしさを生かせる間取りや、意外性を持たせた玄関などを提案させて頂きました。その後打合せが進む中で、寸法確認の為に入らせて頂いた寝室のカウンターに、我社の提案が並べられていたのを目にした時は大変嬉しく感じました。