檜が香る平屋邸宅
広々ゆったりした平屋空間で
檜の心地良さに包まれる
山梨県・M様邸
- 家族構成
- ご夫婦
- 延床面積
- 100.50m²(30.4坪)
構造・内装に檜をふんだんに採用!玄関から檜がお出迎え
お住まいの敷地内に新しく家を建てることになったM様ご夫婦は、住宅展示場を何度も回った結果、日本ハウスHDを選んで頂きました。「住んでいた2階建ての家が手狭で、次に建てるなら木をふんだんに使った平屋の家と決めていました」とご主人。それまでの家を壊す予定もなく、時間を気にせずに約1年をかけてじっくり完成させたお住まいです。
M様のご希望は、お正月に親戚が集まったり奥様が多くのお友達を呼んだりできる広い空間と、檜天然木の良さを活かすこと。間取りは和室とLDKの約30畳を一体に使える「通し間」と、構造だけでなく内装にも檜をたっぷり使用する提案でした。
玄関を入るとまず、お客様、誰もが感嘆するという檜細工の美しい壁(檜飾り壁)が。棟梁が二日程かけて手で作り上げたというまさに渾身の作!一歩入った途端「檜を体感できる」家となりました。
玄関ホール壁の檜パネルは、何と木のブロックを積み上げて完成させたもの。幾何学的な美しさの中に自然の温もりを感じます。
幅の広い廊下は開放的になる様に勾配天井を採用。上部窓で明るさや通気も確保。
和室とリビングを間仕切ると応接間にもなる可変設計。
玄関も室内もすべて引き戸のバリアフリー設計。
大人数でもご夫婦でも多目的に使える「広さ」
タテにもヨコにも開放感満点のリビングは、天井、床、腰壁に檜を使った檜尽くしの贅沢な空間。勾配天井に「梁あらわし」で見せる梁がアクセントを加えています。これも「空間を大事にしようと思い、天井はできる限り高くしてもらいました」というM様のリクエストです。一つの大空間として使える間取りは、引き戸を閉めれば和室、応接室、LDKと3つに分けることもでき、シーンに合わせていろいろな形で使えます。造り付けの収納もしっかり用意し、極力家具を置かずに広々とした空間をキープできるように工夫しています。「無駄なスペースがたくさんあるのがいいんです(笑)」とご主人。檜材は、床には節目のあるもの、腰壁や天井にはないものと上手に使い分け、壁紙や建具のコーディネートもあわせて、統一感とメリハリのある上質なインテリアに。勾配天井の魅力を妨げないようリビングの照明をすべて壁面に配置したのもこだわりのポイントです。
3部屋をつないだ空間は日当たりや通気性も抜群。檜無垢材を自然塗料で仕上げた床板は厚さが3cmを採用。
ワンルーム感覚でどこにいても家族の気配が感じられる間取り。
ダイニング側には食事や家事に使えるカウンターテーブルを配置。来客からは見えない場所で重宝します。
オープンな対面キッチンながら、リビングからはキッチン作業が見えない絶妙な配置。
設計担当者のコメント
『木をふんだんに使いたい』と言うM様のこだわりと私達のこだわりが重なり、満足頂ける家をつくる事が出来ました。これからも長く長く大切に住んで頂きたいと思います。